




ルミラ・NT-proBNP テストストリップ(12テスト) 商品番号LMR12-ntp-ts_Roche
体外診断用医薬品
製造販売認証番号:306AIEZX00001000
製造販売認証番号:306AIEZX00001000
「ルミラ・NT-proBNP テストストリップ」は、ヒト毛細血管と静脈の全血検体および血漿検体中のN末端プロ脳性 ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)を定量的に測定することを目的とした単回使用の蛍光免疫反応テストストリップです。NT-proBNPテストは、うっ血性心不全(別名:心不全)が疑われる個人の診断の補助として使用できます。
*製造販売認証番号:306AIEZX00001000 (体外診断用医薬品)
【添付文書】
特長
- ポイントオブケア環境で使用可能な指先穿刺による唯一の*NT-proBNP検査(*2024年4月3日の発表時点)
- 約12分でNTproBNP値を迅速に測定
- 検体量は20 μL
【使用目的】
全血または血漿中のヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N 端フラグメント(NT-proBNP)の測定
■仕様
- 規格 12テスト入り
- 包装 テストストリップ 12 枚
- 貯蔵方法 2~30℃で保存してください
- 有効期間 10ヵ月(使用期限(Exp.)は外箱に記載してあります)
- 製造販売業者 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
操作方法
テスト結果が12分で取得可能
※本品の測定にはルミラ測定機器をご使用ください。
- パウチからテストストリップを取り出し、測定準備状態にある測定機器にセット
- 検体を採取
- 検体を滴下し、測定開始
- 画面に測定結果が表示されます
測定機器およびテストストリップは、各測定時に機器とテストが正しく機能するように、いくつかのコントロール機能と統合されています。

注意事項
【全般的な注意】
- 本品は体外診断用であり、それ以外の目的には使用しないでください。
- 測定結果に基づく臨床診断は、臨床症状やほかの検査結果などと併せて、担当医師が総合的に判断してください。
- 電子化された添付文書に記載された使用目的及び用法・用量に従って使用してください。記載された使用目的及び用法・用量以外での使用については、測定結果の信頼性を保証しかねます。
- 使用する機器の電子化された添付文書及び取扱説明書をよく読み、記載に従って使用してください。
【使用上又は取扱い上の注意】
取扱い上(危険防止)の注意
- 検体、使用したテストストリップや採血器具、ピペット等は、感染の恐れがあるものとして取扱ってください。
- 試験にあたっては感染の危険を避けるため、白衣、使い捨て手袋、目の保護具などを使用し、施設で定める方針と手順に従ってください。
- 各検体の測定後に、必ず機器を清掃してください。機器の表面が明らかに汚れている場合は、少し湿らせた柔らかい布で拭きます。血液検体が付着した場合は、アルコールによる清拭では不十分なため、ルミラ測定機器の電子化された添付文書を参考にして、機器を消毒してください。
- ルミラ・NT-proBNP コントロール(別売)にはヒト血液由来成分が含まれています。感染の可能性を考慮してお取り扱いください。
- ルミラ・NT-proBNP コントロールには安定化剤、保存剤としてシアン化ナトリウム(<0.1%)とクロラムフェニコール(<0.1%)が含まれています。皮膚や粘膜への接触は避けてください。皮膚に接触した場合は大量の水で洗い流し、皮膚に炎症が生じたり目に入った場合、また飲み込んだ場合は医師の診察を受けてださい。
使用上の注意
- 本品は18 歳以上の患者検体に使用することを目的としています。
- 本品は必ず2~30℃で保管し、30℃を超える可能性のある場所では保管しないでください。適切に保管した場合、テストストリップは、テストストリップのアルミパウチと外箱に印字された使用期限まで使用できます。使用期限を過ぎた場合は、テストストリップを廃棄してください。
- 組み込みコントロール
機器及び本品には、各試験の実施の妥当性を保証するためにいくつかの品質管理機能があります。これらのチェックにより、滴下された検体量が十分であること、反応エリアへの検体の移動が適切であることを確認します。また、テストストリップが使用済みでないことや、許容範囲外のヘマトクリット値の全血検体を特定します。
これらのチェックをクリアしない場合、試験が無効となり、エラーメッセージが機器のタッチスクリーンに表示されます。ルミラ測定機器は以下の機能によって、測定結果の品質を保証します。
・電源をオンにした際及び操作中に機器が正常に機能していることを自動的にチェックします。
・これには電気的な操作、ヒーターの操作、バッテリーの充電状態、機械的なアクチュエーター及びセンサー、光学システムの性能が含まれます。
・測定中のテストストリップの性能と制御をモニターします。 - 再試験が必要な場合は、同一検体で、新しいテストストリップを使用し、再試験を行ってください。